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11月13日(日)、時期相応の秋らしい涼しさの下、13時半より新宿のハイアットリージェンシー東京でモラロジー研究所主催「廣池千九郎生誕百五十年記念 経済・経営シンポジウム」が開催されました。千人規模の会場がほぼ満席になる程の熱気の中、廣池幹堂理事長より開会のご挨拶があり、我々が日本の社会を再び強くして行こうという、力強いメッセージをいただきました。

続いて小池百合子東京都知事からご挨拶があり、企業者向けのDVDが上映された後、第一部、中山理麗澤大学学長による基調講話『企業永続の条件——二十一世紀に生かす廣池千九郎の道経一体思想』が始まりました。日本は世界随一の長寿企業大国であり、そこには道徳的経営理念(三方よし)が深く関わっていること、これから迎えていく超少子高齢社会への対応として、ロボットによる自動化やシニア人材の活用が必要になってくるなど、これからの社会について考えさせられるお話ばかりでした。

続いて休憩を挟み、第二部、米屋(株)より諸岡靖彦代表取締役CEOを、(株)ソフテックより田原道夫代表取締役会長を、(株)巌手家・(株)小松製菓より小松務代表取締役会長をパネリストにお迎えして、永治達彦モラロジー研究所企画部部長による司会進行でパネルディスカッションが始まりました。お三方それぞれの実体験や社歴を用いたお話を数多く聞くことができました。

最後に立食形式での懇親会があり、普段なかなかお話できない方とお話もでき、とても有意義な一日となりました。(広報 信介)

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