Q:5歳と2歳の男児の母です。今年の夏休みもお盆に主人の実家に帰省しました。いつも帰省時には、主人の母から普段子供に与えないようにしている飲み物やお菓子をやたらに与えられ、断ることもできずにストレスになります。又、滞在中は、お墓参りや親戚めぐりで忙しく、せっかくの夏休みに遊びに連れて行くこともできずに、子供達も可哀想だな〜と思い、それもストレスになります。帰省する度にこんな気持ちばかりで、今後もこれが続くと思うと憂鬱になるのですが、どうしたらよいのでしょう? (I.Aさんより)

A:色々な思いがありながらも、拒まずにちゃんと帰省をされているのですね。偉いです!

生活リズムが変わり、ご実家の文化の違いもあり、戸惑いながらストレスを抱えられるお気持ち、私も経験がありますのでよ〜く解ります。でも、数日間の事ですから、久しぶりに孫に会えて嬉しく大歓待をして下さるご両親のお気持ちを尊重して、子供達には「よかったわね〜!!普段、ウチでは食べられないけど、バアバのおかげで今だけよ〜ラッキー!」と明るく振舞ってみてはいかがでしょう?ご家族の空気も和やかになりませんか?子供には大人のギクシャクした不穏な空気の方がお菓子より大敵です。墓参や親戚めぐりは、確かに幼い子供達には退屈な時間かもしれませんね。

ただ、そもそも、お盆とは、ご先祖様やご家族親族との交流強化月間です。墓参の際も、「ここには、ジイジやバアバのお父さん、お母さんが眠っているのよ。みんな、お父さん、お母さんがいて、それがパパママに繋がって、あなた達がいるのよ。今、みんなが元気に無事でいられるのも、見えないところから護って下さっているから、ありがとう!って伝えようね!」と、この機をご先祖様との交流のチャンスと捉え、橋渡しをしてあげて下さい。

今時、それができることの方が、有り難く幸せなことです。私達も、いずれは、いえ、あっという間に、ジイジ、バアバになり、ご先祖様になっていくのです。自身のルーツとの繋がりを感じ、思いを馳せることが、お子様や貴女様ご夫婦に、人生色々あっても乗り越える力を与えてくれるものです。遊びに行くのは、お子様達がもう少し成長されると、いくらでもできますよ。

私の子供達は、同様の体験から、成人しても、多忙な中でも、ご先祖様や私共の事を気にかけてくれて、今、とても幸せです。少し視野を広げて、どうかご両親様、ご先祖様に喜んで頂ける和やかなご家族交流を頑張って♡