Q:3人男の子(7歳、5歳、3歳)の母です。主人は仕事が多忙で、なかなか協力が得られない状況で、ようやく、上の2人が小学生、三男が幼稚園児となり、大分手がかからなくなったものの、今度は、成長した分、遊び方も乱暴で喧騒の日々、、、口ゲンカ、取っ組み合いが絶えず、私も一日中、ケンカの仲裁をしながら声を張り上げていますが、なかなか言うことを聞いてくれません。このコロナ禍と暑さで、家に閉じ込めておく時間も長く、、、気の休まる時はなく、、、何か良い手立てはあるのでしょうか?

A:3人の男の子の育児は、本当に戦争ですよね。ご主人の協力が得られない中、お一人で本当によく頑張ってこられましたよね。新たな悩みは、お家時間が長い今夏、その喧騒ぶりと貴女様のご健闘ぶり&ストレスはいかほどかと十分お察しいたします。

ただ、想像しますに、四六時中、ママが振り回されている感がいたします。普段は、温かく静かに見守りつつ、いざ!という時には冷静な厳しさで、メリハリのある対応をしてみましょう。叱る時は、キッチンから声を張り上げるのではなく、本人を前にして目を見て、してはいけない理由をちゃんと説明し、「今後は、しないわよね!」と確認したら、その後はサッパリと。

お子達のケンカは、よほどの事にならない限り放っておきましょう。

「ケンカはやめなさぁ〜い!!!」「なんで、仲良くできないの〜?」と子供達と一緒に叫んで怒っても、それは仲裁にはならないですし、だからと言って、いちいちママが介入したところで、その仲裁は、どうしても親目線での解決になりやすく、子供にとっての納得感が得られないこともありがちです。泣こうがわめこうが、力関係のバランスを取りながら自分達で解決するのも成長過程と捉え、できるだけ仲裁を控えて見守りましょう。

煩さ過ぎる場合は、「ママは、今、静かにしてほしいから、騒ぐなら外でやって頂戴!」と、冷静に伝えます。それでも子供からSOS!が来たら、落ち着いて公平に両者の言い分をよく聴き、受け止めてから仲裁して、解決したらお互いを認めてあげる。そして、上の子には「お兄ちゃんは、弟や小さい子を可愛がらなくてはね!」、下の子には「お兄ちゃんには、いつも助けて貰っているでしょ?」と、兄弟が尊重しあう関係を育ててあげて下さい。

有り余る体力には、お風呂掃除や食器の配膳などのお手伝いを『やる事リスト』に掲示して、クリアしたらママの喜ぶ笑顔と好きなおかずやオヤツのご褒美を!出来栄えや完成度は目を瞑り、プロセスを褒めてあげて下さいね。

大好きなママが喜ぶことは頑張りますよ。寛容さの中にも毅然とした存在感を放ちつつ、明るく愉しい子育てになりますように!