2018年よりスタートしました『Q&Aコーナー』は、ママ達からの日頃のお悩みをシェアしながら、少しでも現状が改善されますように…!との思いでお応えして参りまして、早3年になります。これまでの私の回答が全てではなく、それらをヒントに各ご家庭の家族関係、文化や習慣の中で、今後もご活用&応用いただければ幸いです。

『夫婦の冷戦』 (Hさんのケース)

3人男子(小3、小1、年長)の子育て奮闘中のHさんは、家計に関する夫婦の話し合いから、ご主人との見解の相違が浮き彫りになりバトルに。

今迄の子育てや主婦としての存在を軽視された上に、「オレの方がどれだけ大変な思いで仕事をしていることか!…」と延々言われて、話はどこまでも平行線となり、、、許せない気持ち、眠れぬ程の怒りに今まで溜めていた不満までもが蘇り、子供の為に今は離婚を我慢しても、将来、老後まで一緒にいられるだろうか???と不安を感じてしまったそうです。子供の前では普通にできているのが不幸中の幸い。。。との事でした。夫婦のミニ・バトルは、日頃よくある事ですが、なかなか深刻な状況でした。
  
そこで、Hさんの思いのたけを聴きながら、以下の①〜③を伝えました。

①「今迄、子育てや家事を1人で頑張ってきたのは、本当に偉かったし、どれだけ大変だった事でしょうね〜!!!労うどころか、少しも認めて貰えない辛さ、悔しさ、悲しさも、すごく解るし、専業主婦は楽な仕事だ〜なんて思われていたら許せないですわよね!」

②「そんな人とずっと生活していくのは嫌になるし、離婚まで頭をよぎるけれど、、、お子様もまだ小さいし、生活を考えるとご主人の十分な稼ぎで護られているし、現在までも生活に窮した訳ではない。明日の生活に途方に暮れている人からしたら幸せな事で、最低限?の幸せをご主人は確保してくれているのだから、ご主人も家族の為に頑張ってくれている訳で、きっとそれを大いに認めてほしいのよね」

③「…と考えると、お子達の為と思い、少し感情がクールダウンしたら、100歩いや200歩譲って、負けるが勝ちと思って、貴女から『やっぱり、この生活はパパのおかげなんだわよね。。。』と呟いてみたら?貴女の譲る心とその姿を、お子達はちゃんと見て育ちますから」

その時は、そんな事絶対に言えないし、到底許す気持ちにはなれない!と言っていたHさん。