先月(3月)のマザーグースでは、れいろう誌3月号に掲載の長谷静香さん(勇気のしずく代表・心理カウンセラー)による「急がず焦らず、心の器を育てよう」の内容に触れながら、皆様と話し合い学習をいたしました。

子育てや家事をしながら、また夫婦や親子の会話などから、沸沸と湧き起こるイライラや怒りの感情。。。それは大なり小なり、日々の私たちを襲ってくるものです。そのような感情を一手に引き受ける「心の器」は、できれば大きく蓋付きで頑丈なものの方が、それは良いに決まっているし、対応しきれずに感情が溢れ出してしまう場合でも、心の器を少しずつ大きく頑丈なものに育てていくことはできるみたいで、、、そのノウハウが大変参考になりました。

それは、最初に湧いてきた自分の感情を、「不安だったよね」、「焦っていたよね」、「悲しかったね」、「寂しかったね」と、しっかり受け止めて感じて味わうことだそうです!そうそう、いつも私たちが子どもにしてあげているように・・・!(笑)

以下に、皆様の感想をご紹介します。

学びの機会を頂き、心落ち着く時間をありがとうございました。「心の器」の話では、やはり自分の心の器は小さいなと自覚しましたが、お稽古事と一緒で毎日ゆっくり鍛えれば良いとのお言葉に安心し、怒りなどの自分の素直な気持ちを認めて、客観的に見るという事を意識して、心穏やかに過ごせるようにしたいと思いました。時々、鏡に映った自分の眉間のシワやひどい顔にギョッとし、ショックを受けることがあります。心の器を頑丈にして、外見も素敵になれたらいいな〜とも思いました。なかなか学んだ事が実行できませんが、先生が仰ったように、自分の「心の引き出し」に入れ、必要な時に上手に開けられるようにしたいと思います。ありがとうございました。(Miさん)”

“私の心の器は自分の余裕によって大きさが変わってしまい、いつもすぐ一杯一杯になる自分に自己嫌悪していました。今回、怒ってしまう自分の感情も認めてあげた上で、どう行動するのか考えていく事の大切さを教えていただきました。出来ていない事や出来ない事が多い自分でも、「心の引き出し」に学びや教えを蓄え、少しずつ引き出す事ができますように。。。温かい時間をありがとうございました。(Meさん)

“”久しぶりに参加でき嬉しかったです。ありがとうございました。「心の器」のお話の中で、自分を客観的に見るという事が出てきました。心に沸いてくる“悲しみ”、“不安”、“怒り”などの感情を感じて味わう。それを行う為に心の器を大きくするというものでした。私は今迄、自分を客観的に見るというのは、冷静になる為に自分が最初に抱いたマイナスな感情を抑える。。。といったイメージでした。ですが、今回の学びで「自分にそういう感情があるんだね。。。」と優しく声をかけ認めてあげる事と知り、私の捉え方が間違っていたのだなと思いました。私の場合、怒る感情が出てくるのは殆どが子育て中です。そうなった時に自己嫌悪に陥らず、怒りたかった自分を受け止め、認め、次回は明るく対処しよう!と前向きな気持ちで過ごしていきたいと思いました。(Hさん)

今回も、ご参加ありがとうございました。
「心の器」では、考えさせられる事が色々ありましたね。でも、皆様、本当に素直に前向きに受け止めてられて素晴らしいことです。自分の気持ちや感情も受け止めながら、心の器を柔らかく広げるトレーニングを共々に続けて参りましょう!そうするうちに、人も皆、同様なのだ〜!という更なる発見や境地に到達し、相手の心も理解でき受け入れ易くなっていきます。

自分の感情も、相手や周囲の思いも受け入れられる心のゆとりができてきますと、お顔も柔和で優しくなり、美しさも益々アップしますしね!皆様は、毎月の気づきや学びから、心の引き出しの中身が沢山蓄えられているので、今後がとても楽しみです。(Hitomi)