2012年に開催された「全国青年大会in南関東」から10年という節目にスタッフや参加者が当時のエピソードや思い出を懐かしみながら講演やイベントを楽しむ企画、『大同窓会』が4月30日(土)に廣池千九郎畑毛記念館で行われました。

コロナによる影響から開催延長もあり、感染予防対策もされた中での開催になりました。前日の土砂降りから一転して晴天となり、ご家族揃っての参加も多く、お互い懐かしい顔ぶれで終始リラックスした、ざっくばらんな雰囲気の会でした。

冒頭数十分の振り返り映像で当時の思い出がフラッシュバックされ参加者一同、記憶が鮮明に蘇ります(当たり前ですが皆若く、フレッシュ感が眩しい…)。特別講演の森田智講師も当時の青年部開催スタッフのおひとりで、運営の苦労話しや裏話を披露して下さり会場は笑いや驚き、時に涙を誘う内容に聞き入りました。

グループワークのワールドカフェで各テーブルでは「笑顔でワイワイコミュニケーション」のテーマ通り、リラックス、楽しく歓談しながら時間を忘れておしゃべりしました(私も愉快なテーブルメンバーに恵まれ話しがツボにはまり大笑いしてました)。

笑いもありましたが話し合いで出された意見は皆10年の時を経て人生経験を積む身となり、ゆったり余裕を感じさせつつも鋭く、考えさせられるものが多かったです。個人的には普段生活していて自分の考えや想いを友人以外の同世代の人に話す機会などなかなか無いのでこれは結構スッキリしました。

そしてタイムカプセルでは、未来の自分への想いを書き出し封をしました。5年後に自分へ届く手紙…楽しみ、というよりちょっとコワい感じがします(ちゃんと実現できるのだろうか)。それと封筒を綴じるときに、海外で見る封をワインレッド色の溶かした粘土を垂らして印をつける、それと同じことをされていました(高級感を醸す大人向けのニクい演出)。

瞬く間に半日が過ぎ会も終了。企画、運営に携わった方達に深く感謝しつつ、これからもできる限りさまざまな企画、講演に参加していきたいと思います。

最後に、ふと「皆で集まれる時を、場をつくりたい」という《情熱》に突き動かされての企画づくりに思いを馳せました。程度の差はあれど共通の想いを抱き、お互い助け合いながら、時に顔を合わせてのコミュニケーションをとる。今の時代だからこそ、今までと形は違えても組織であれば「協調」こそが大切なのは変わらないんだということを改めて感じました。(by Row.)