新緑の美しい季節を迎えましたね。

道端の小さな新芽や色鮮やかな緑色を放つ自然の息吹からエネルギーを感じて、それはまるで子ども達が成長する様と重なり、元気を貰える嬉しい大好きな季節です。

4月のマザーグースでは、れいろう4月号より、『三方よし』(自分、相手、周囲が良くなる)の考え方と、「きらめく子どもに育てる10年の魔法」(桐谷まり著)の中から、子どもに“心ゆくまで楽しませること”について、学び、話し合いました。以下に感想をご紹介します。

“自分が何かをする時に、それによって誰かが不快な思いをしないだろうか…?目の前にいる人だけでなく、その向こう側にいる人は大丈夫だろうか…?利己心を捨てて今、自分はどうすればいいのかを知恵を絞って日々努力を重ねることが大切。反対に自分が誰かによって不快な思いをした時には、相手を許すことも大切。何事もよく考えて行動しようと思いました。子供の手本となるよう小さな努力を積み重ねるべく頑張ります。(Mさん)”

“新年度が始まり、バタバタと日々が過ぎていく中で、子供との関わり方を見直せる良い機会を頂きました。今まで、私は「〜できない○○ちゃんは嫌いだな」と言っていました。子供は一部分否定されても全否定されていると感じるという事を知り、本当に話し方は気をつけなければならないのだなと思いました。又、「時間に拘束されないのが子供時代」「自分を幸せにする才能ができるのが幼児期」という言葉を聞き、幼児期の今を大切にしなければならないと強く感じました。子供は成長して独立していくものという事を忘れずに、執着や支配することがないように、今たくさん触れ合って、「ママ、ママ」と言ってくれる時を大切に子育てを楽しみたいとも思いました。子供に対して、怒ったり、イライラしたり、心配したりの日々ですが、ひとみさんの「無事に育つから大丈夫!」というお言葉を聞いて安心した気持ちになれました。「悩んでいる時こそ、人の事を考え何か喜んでもらえる事をやってみる」という事も意識していきたいと思いました。ありがとうございました。(Miさん)”

“息子も一緒に参加させて戴きありがとうございます❣️自分で自分を幸せにする才能を育てるために子供時代に夢中になってこころゆくまでやりたいことをやらせる。大切にしていきたいです。ついつい、口うるさく叱ってしまうのは、私が心配しすぎてしまうこともあるなあと反省しました。何があっても子どもの味方、何があっても子どもの未来を信じていければと思いました。日々の生活に追われ、忘れてしまいがちな大切なことをマザーグースの時間は気付かせてくれます。ありがとうございます。(Meさん)”

“Mさんとは、近日に身近な人(父、義父)が亡くなったという同じ境遇から、家族について、人生の目指すことについての話をさせて頂き、改めて品性を高めていくことの大切さが身に染みました。「三方良し」の考え方について、広池博士のエピソードから思ったことは、私はついつい自分が我慢して、それで相手が満足してるならよいと思ってしまっていましたが、相手だけでなく、自分も、そしてその先の人も、関わる人が皆満足できる解決法はないのかと考えることが必要だったのかと気付かされました。ただ一方が満足しても、他方で不満が残るような方法ではなく、三方良しにするためにはどうしたら良いか?と今後は考えていこうと思います。(Kさん)”

“マザーグースとご縁を頂き6年程経ちました。子育ての中、この勉強会での学びや皆さんの存在に度々救われ、気づけばこの場所は私の心の拠り所となっています。会の初めの近況報告では、誰かが話すと、「我が家でもそんなことあったなぁ」「うちの子が今まさに同じ状況で…!」などと言うことが度々あります。私自身、まだ何の解決もしていないのに、同世代の“母”という同じ立場の方々に、「わかるわかる!」と頷きながら聴いて貰えるだけで心は軽くなり、安心します。そして、アドバイザーのひとみさんに言葉をかけていただくと、また頑張ってみようかなという気持ちが沸いてきますし、その後の資料などを使った勉強も晴れやかな気持ちで始めることができます。

先日は「きらめく子どもに育てる10年の魔法」という本からの抜粋で、“幼児期に、心ゆくまで楽しんだという充実感を堪能することが大切!”“幸せになるのに必要なのは、「自分を幸せにする才能」で、それは毎日の生活の中に楽しみを見つけたり、周囲の人や家族に感謝の気持ちを忘れなかったりする細やかな心がけから生まれる”とありました。子どもが夢中で何かをしている時間をできるだけ大切に見守っていきたいと思いました。

この勉強会の後、日頃は子どもに「早くしなさい」と度々言っていた事に気づきました。普段なら夢中になっている事を中断させ、「次の事をしなさい!」と言うのですが、「それが終わってからでいいからお手伝いお願いできる?」「それが終わったら何するの?」という言い方に変えたところ、中断させるよりも断然!子供がスムーズに次の行動に移り、快くお手伝いをしてくれるようになりました。又、お家遊びに夢中な時も、自分の都合や良かれという思いで買い物や公園に連れ出していましたが、自分の都合がある場合でも、まだ遊びたかった子供の気持ちに寄り添い、声をかけられたらと思います。それが良いと分かっていてもまだまだできない事ばかりですが、マザーグースでは、「できなかった時は自己嫌悪に陥らず、次こそ!という気持ちでいたらいい」と励まされますので、明るく前向きに!そして楽しく子供たちと共に成長していけたらと思います。(Hさん)”