最近の古代遺跡の研究には驚くべきものがあります。

私が学校で習ってた縄文時代の貧しくてウロウロしてた狩猟採集生活と打って変わった豊かな生活実態が研究発表されています。

毎日あの土器で煮物料理のオンパレード。魚介類40種、肉30種、野菜70種を採取。鍋料理だから最後まで栄養が残ります。そのためか必要な労働時間は週に2日だけ。残りの5日で装飾品を作ったりして服を作ったりしてたのでしょうか。労働環境は今の時代よりいいかも。英国の研究チームが、縄文時代が1万7千年も続いたという世界でも例もみないその持続性について調べてるそうです。

食料や水の豊かさ、戦や争いが少ない事、あそらくは共有できる言葉も…と想像しています。また、水没してた縄文時代の遺跡から「真っ赤な漆が塗られた櫛」が発見されたとか。1万2千年以上前から漆器を作ってた?まだ石器しかない時代にどうやって櫛を作るの?それが漆器とか凄すぎですよね!ですからもう縄文時代と言わず今や縄文文明というそうな。

我々の祖先たちはスゴイですね。
(文=ダイスケ)