6月12日(日)横浜事務所にて14~16時、参加者20名で青木靖(教育者講師)をお迎えして「教育現場の状況」について講話と質疑応答の会を開きました。
「今日、学校や社会教育の現場は個人主義に立脚され、その弊害が学校ばかりでなく、一般社会に多くの問題を起こしています。子どものいじめ、自殺、暴力等々。先生や評論家の指導も解決策も、皆表面的で現象に対する手段、方法に終始している有様です。諸問題が起きない教育が必要です。教師が哲学を持って教育し品性教育を行う以外に問題解決の道は無いのです。モラロジー教育は最も求められています」と話されました。教育者研究の大義を実感し、諸伝統に報いる為にも心して活動させて頂かなければと感じました。
横浜は左傾の先生が多いから教研の活動は難しいけれど、講師から、学校、教師を直接開発しなくても、地域活動を通し、学校の行事に参加、お手伝いをして学校との縁を作って接していくなど、具体的なご指導が有りました。
8月2日の教育者研究会に出講されますので是非参加、ご聴講される事を切望します。
(田邉昭)
《ももふね=多くの船の意》