『「幸せ」を感じる心』No.577(平成29年9月号)

昨年(2017年)9月のニューモラルで取り上げられていたテーマは、正に今の自分の課題と言いますか、忘れっぽい私に常に心に留めておきたい文章が沢山載っていました。テーマは『幸せを感じる心』です。

「支えれている自分」に気づく、という見出しの中に、電気や水を当たり前と思ってしまいがちなように、家族をはじめとしたいつも身近にいて自分を支えてくれている人達の存在を当たり前に感じ、あまり意識することがない。

私達の人生は、いつもどこかで誰かに支えられていることを毎日少しでも意識し、そして誰かにしてもらった親切に対して素直に感謝の気持ちが沸き起こった時、そこに「小さな幸せ」を感じられるはず。それを感じられるかどうかは自分自身の心次第だとありました。

そして、「こうあればいいのに」といった自分中心の願望を追い求め過ぎるとかえって上手くいかない。幸せについて直接追い求めるより、一見遠回りのようでも、自分自身の心の質を高めていくことが大切。不平不満を抱いて毎日を過ごす人と、生き生きと毎日を過ごす人の違いは、日常生活の中の「感謝の種」に気づくことができるかどうか、そして「感謝」が増えるほど幸せを感じる機会は多くなるはず。心の中の“幸せスイッチ”をオンにするには自分自身に与えられたものに感謝し、人を思いやり、人に尽くそうとする心を持ちましょう…とありました。

二人の子育てをしながら忙しくしており、もっと自分の時間が!とか、自分の為にとか思ってしまい、家族に感謝の気持ちが薄れてしまいがちな私は、この文章を読み、正に今、自分に足りないものだな、と思いました。両親やご祖先様を大事にする心を、当たり前のようにあるものにも感謝できる心を、子供達にも、そして自分にも常に持てるよう心がけていきたいなと思っています。(マーメイド)

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