Q :小学6年女子(一人っ子)の母親です。学校から帰ると、ゲームに夢中で、なかなか宿題に手をつけず、「宿題は?」「早くやった方がいいんじやない?」と何度も促すのですが、一向に効き目はなく、むしろ口答えをしたり、益々ゲームや他の事にふけり、ダラダラと過ごしているのを見ると、母としてもストレスが溜まるばかりです。どうしたら、よいでしょう? (Y.N)
毎日大変お疲れ様です。
小学6年生というと、大分自立心が芽生えてきていますし、特に女子は、お口も達者になるので、対応に悩む時期を迎えますね。それでも、母としては、色々気になり、良かれと思って忠告したくなるお気持ち、とてもよく解ります。しかし、お嬢さんの立場を考えますと、学校では、緊張したり、周囲に合わせたりしながら精一杯頑張っている事でしょう。帰宅後しばらくは、ホッとして息抜きしたい気持ちもあるでしょう。ですので、母は、笑顔で「お帰りなさ〜い。今日は楽しかった?」程度の声かけに留め、お口チャックにして、本人が自主的に取り組む姿勢を待ってあげてみてはいかがでしょう?宿題をやらずに、又、忘れて困るのも、学校でお咎めを受けるのも本人ですし、6年生であれば、その自己責任の程は十分に承知しているはずです。
大人でも、これが終わったら取り掛かろう!としているところに、色々指示されると、返ってやる気消沈…になる事ありますものね。本人の自主性を信頼尊重し、母は、管理するのを控え、母のやる事(家事や仕事)に専念されることです。いざ!自主的に取り組む姿を確認したら、「さすが!○○ちゃん」「頑張ってるわね!」と褒めてあげて、美味しいオヤツを差し入れしましょう!
《待つ》というのは忍耐が必要ですが、待って見守る事の方が待たずに晒されるお互いのストレスより、遥かに良い結果、そして、お互いの嬉しい変化を感じられる筈です。どうか親子で沢山のHappy timeを!
P.S.
後日談…早速、娘に「宿題〜!!」と言うのを少なくしてみたら、何と!自分から宿題をやり始めました!!私が怒って言わない分、何となく娘が優しい気がします。このまま是非進めたく、今後は、口うるさくならない様に娘を見守ろうと思います。悩み解決頂き、ありがとうございます。