Q :小学3年生の男の子です。幼稚園の時から習い事で、ピアノ教室に通っています。最近仲の良い友達がサッカーチームに入ったせいか、少し興味を持った様で、どうしてもピアノを辞めてサッカーをやりたいと言い出しました。親としては、ここまで数年通ったピアノも続けてほしいし、子供の意欲や興味にも応えてあげたい気持ちもあります。どうしたらよいでしょうか。

子供の習い事は、親としても、将来に希望と夢を抱かせてくれる楽しみでもありますね。

幼稚園の時から始めたピアノのお稽古、せっかくですので続けてほしいというお気持ち、よく解ります。又、サッカーに関心を持ち始めた意欲に応えてあげようとしているお気持ちも解ります。もし、ピアノを習うきっかけが、お子様自身の希望でしたのなら、とりあえあずは、両方挑戦することを提案し、確認してみるのはいかがでしょう?それは、続ける事の大切さを知ってもらうために。

一方、サッカーは、お友達の影響ということもあり、もしかしたら、始めてみたものの、想像とは違ったものを感じるかもしれません。反対に、サッカーの方がとても楽しくて夢中になるようでしたら、ピアノとの両立が可能かを再度考えてみる。仮に、今は、せっかく続けたピアノを辞めてサッカーを選んだとしても、大人になって、再挑戦することもあるかもしれません。大切なことは、お子様自身の興味と意欲ですし、最終的には本人の選択です。そして、親としては、長い目で本人の気持ちをよく確認し、決めた後はそれを継続していく努力をできるだけ応援してあげる事が大切と思います。