Q :小学2年生(7歳)の長女(下に3歳と0歳の弟がいます)は、明るく、よくお手伝いもしてくれる良いお姉ちゃんなのですが、几帳面な私の子供とは思えない、大雑把なところがあり、、、その事がいつも心配でストレスになっています。先日も、忙しい中、時間を取り、下の子供をオンブしながらも長女の学校の宿題を側でサポートして、ランドセルにしまうところも見届けたのですが、後日、学校には未提出であることが発覚し、しかも、ランドセルの中では他の教科書類とグチャグチャになっていて、ガッカリでした。「どうしてちゃんと提出しなかったの?」と問いただしても、「忘れてたぁ〜」と、アッケラカンとしていて、先が思いやられます。どう対処したら良いのでしょう?  (M.M )

3人のお子様の子育て、それぞれに大変な事でしょう!

それでも感心する程、きめ細かくお世話なさっていますね。ママのご性格は、ご自身が仰る通り、几帳面で完璧を目指すタイプでいらっしゃるようですね。私たちの性分や性格は、女の子はパパから、男の子はママから受け継ぐ傾向があるようですし、両親のみならず遡って先代のDNAも含まれている訳ですから、同性の母娘でも、お互いの性格や個性の理解に苦しむ方も多いようで、かくいう私も、その一人です。(笑)そして、親子、母娘と言えども、お互いに育った時代、環境、境遇も違いますし、人間一人一人は、唯一無二の尊い存在!と考え、まずは、その子はそういう個性、性分なのだ…と、それなりに割り切り、受け入れていかれた方が、お互いのストレスが軽減されると思います。

教育としてのしつけは大切ですが、過度に干渉したり、親の思いを押し付ける事は逆効果で、本人のやる気も損なっていきます。それより、その子の良いところを褒めて伸ばし、足りないところは大目に見ながら補っていくというママの大らかな気持ちとサポートをお薦めします。個性や性分は、全て、長所と短所の表裏一体になっています。例えば、大らか<―>大雑把、几帳面<―>神経質、、、というように。ちょっと大雑把でも、明るくお手伝いをしてくれたら、沢山褒めて喜んであげて下さいね!誰しも長所を認められ褒められる事で、自信とやる気が育ちます。そうしたら、年齢と共に、やるべき事に取り組んでいかれるでしょう!夫婦関係にも応用できますよ。