7月20日(土)横浜モラロジー事務所で、映画とお茶の会を開催いたしました。映画は、黒沢明監督「椿三十郎」を上映しました。参加人数は17名で楽しく鑑賞し、話し合いは、大変盛り上がりました。「椿三十郎」は1962年の作品で、往年の俳優について語りつくしました。
当時、黒沢監督は制作意図について、この様に語っています。「人間が武器を持つ恐ろしさ、殺し合いのはかなさを徹底的に描き、口ばかり達者で実は何も出来ない若者達の可愛さを強調したい。」「椿三十郎」制作後、「天国と地獄」「赤ひげ」と傑作作品を作ります。黒沢作品に流れるヒューマニズムを追求していきます。皆さんと楽しい時間を味わうことができました。(山田様記より)