Jackが我が家の事務所でオンライン業務をしながらかけるBGMがクリスマス特集に変わると、アメリカのクリスマスシーズンが懐かしく蘇るものの、同時に「2024年ももう終わりに近づいているのねえ!」と気持ちだけが慌ただしくなる。。。あれもしなくちゃ〜!これも残っている〜!と、日々の家事、K―ちゃんの保育園業務、モラロジー活動、自治会活動の合間をぬって、お歳暮やクリスマスギフト準備や断捨離、、、と『年内に済ませるリスト』で頭が一杯になる中、今年はK家族とのクリスマス会の日程が合わずに、そのまま年越し
になることに気づいてしまいました。
前回は孫のM&N達との別れ際に泣かれた経緯もあり、また、Mちゃんは今年年内で退社する事となったので、何とか日程を捻出し、急遽💦M&Nにはサプライズ!でKathy単身のサンタクロース出張、Mちゃんにもサプライズ!で、お疲れ様のギフトを届ける為に東京のK宅へ。。。
24日の小学校の終業式を終えて帰宅したMが、在宅勤務のパパに「ただいま〜!」を言って、洗面所から手を洗って出てきたところに、身を隠していたKathyが勢いよく「Merry Christmas 〜♫♫♫」と飛び出したら、「ギャー😱😱😱」と飛び上がって、口から心臓が出そうなくらい驚いてくれてサプライズは大成功!笑笑笑 「もー!ビックリしたぁ!!!パパ、知ってたの???」その後、落ち着くと、「何よ〜来てたのぉ〜?!」と徐々に満面の笑みが込み上げてきて、、、あとは彼女の頭の中はKathyが来てくれた喜びより、クリス
マスプレゼントが来てくれたであろう喜びが勝っていったに違いない。。。
その晩、最終勤務を終えたMちゃんも、Nを保育園からピックアップして帰宅し、Nにもサプライズができ、K家族と楽しいクリスマス会&慰労会でJack&Kathyからのギフトも渡すことができました。買い出し&お料理は、出張シェフのKathyだったけれど、みんなが「美味しい!」と食べてくれたら嬉しい限り♫♫♫達成感?を味わいながら2泊のサンタクロース&シェフ業務を無事に完了して逗子に帰宅すると、今度は我が家で年末年始の準備が待っていました。
Jackは、仕事と事務所の年末最終業務に勤しみ、、、私は、歩き始めたK―ちゃんの絶え間ない散乱作業にへこたれる事なく、グチャグチャになる室内を整理整頓するという“いたちごっご”に明け暮れながら、クリスマスデコレーションの片付け、お正月の飾り付けやお節料理の準備、買い出しを同時進行で断行していかなければなりません。
若い頃は、お正月って、たった一日で年が変わり、日が変わるだけなのに、どうしてそんなに大騒ぎして準備しなくちゃいけないの???なんて思っていたのが、年を重ねるうちに、新年を迎え祝う事は、私達人間だけの祝宴パーティーではなくて、家に新たな年の歳神様をお招きする為と意識するようになってから気合も入り、諸々の準備も楽しくなってきました。アメリカのクリスマスが、あれだけ大騒ぎをする訳も、救い主、神の子イエス・キリストの誕生を祝う為の神聖なイベントだからこそ!で、教会意外は全て休暇になって、家族が集い祝福感謝の祈りを捧げ、厳かに迎える伝統が残っているのです。
日本の伝統としては、大掃除をして家を浄化して、神棚のお札を新たにして門前や屋内を飾りつけるのも、新しい年の歳神様をお迎えし、おもてなしをする為と思うと、ウキウキ捗るものです。娘のMと手分けをしながら、年始の準備がほぼ完了したところで大晦日31日
を迎えると、K家族もやって来ました。K家族の大晦日入りは、毎年ではなく、大晦日から元旦をMちゃんの実家H家で過ごす年と我が家で過ごす年と交互になっています。結婚した時から、2人が両家を尊重してそのような仕組みにしてくれたので、公平さが保たれて安心です。
Kathyの家の伝統としては、お元日は、家族全員で地元の神社に初詣&墓参ツアー(おみくじ引き、集合写真撮影込み)をして、その後、各自宅にてお祝いとなる行程。今年はインフルエンザの大流行で、ドクターストップのかかった酋長だけが残念ながら松本に残留でした。Jackの両親もKathyの両親も亡くなり、今は逗子での家族全員集合となると、隣家のトランプ(Kathyの弟)一家と年末年始を迎えるのが恒例で、その数、総勢22人と二匹(猫、犬)。
そんなご一行様で神社の新年参拝後、墓参では、K家(Kathyの実家)の墓地内に22名の大人と子どもがごった返ししながらお線香を供え、新年の挨拶をしました。帰宅したら、まずは、神様とご仏壇に白煮(お雑煮の野菜のみ)、お節料理をお供えしてから、家族一同のお祝い膳で乾杯〜♫祖母から伝授したお節は、毎年頑張って大晦日に手作りしています。祖母や母の仕草や言葉を思い出しながら・・・
トランプの6人の孫のIくん(最年長)が中学生になってから、以下5名の身体も皆大きくなり、一度に集まると家が傾くので(笑)、初めのお祝いはそれぞれ宅にして、その後二次会で合流(行ったり来たりの混ぜこぜ型)という形が定番ですが、加えてKの学生時代のYくん家族や幼な馴染みのTちゃん家族まで“ご挨拶”に来て、もう何が何だか、、、💦💦💦我が家の数日分の予定のお料理が、あっという間に失くなりました💦
やはり、子どもは子ども同士がよくて、孫達がトランプ家に集まるものだから、結局、大人達も隣家に移動して、大入り満員で皆が密着して座する、、、の中、若い嫁達の隣に座る権限をいつも通りトランプが持つことに。(笑)男子3人と孫6人を育て、大人数に慣れたメラニア(クリントンから改名)と隣家の甥達、お嫁達が本当によくおもてなしをしてくれて、さすがでした。
ようやくトランプと隣になり密着してゆっくり話をしたら、「オバちゃんさぁ〜(彼はいつも私をオバちゃんと呼ぶ)今日の墓参り、うちの子(孫)達が大きくなっちゃって場所も取るけど、どうよ?!あの墓地内にあんなに大入り満員で賑わって墓参してるの!俺、もう感無量になっちゃったヨ〜」なんて言い出す。(普段、威勢を張る割には、情に篤く涙もろい)
「ホントに凄かったわね〜!貴方とメラニアが今迄頑張ってきたからじゃない!みんないい子に育って、よくやってきたわよねぇ〜」と褒めると、「何言ってんの、そんな事言うなよ〜、ずっと一緒に頑張ってきたじゃないのよ。」と、還暦を過ぎたらなかなか謙虚になってきたような。。。
更に「俺らの家では兄貴(Jack)が大黒柱だからさ、感謝してるんだよ。オヤジ、オフクロも喜んでくれてるかなぁ〜?」と天井を向いて確認している。「喜んでいるに決まっているじゃない!こんなに家族全員で愉しく集まれるなんて、本当に幸せなことよ💓私もお二人には感謝してるわよ」とすぐ空けてしまうワインを注いであげる。体格が良いから、点滴(白ワイン)と輸血(赤ワイン)の注入が頻繁になるのです。
そこに娘のMが、身を乗り出して話に入ってくると、「Mなぁ〜!俺のオヤジは俺が24歳の時に逝っちゃったんだよ。お前が24歳の時で考えられる???もうちょっと生きててくれたら孫の成長を一緒に楽しめたのにナ。24歳で子育てしながら、相談相手もなく、本店(父の実家)の従兄や、Jackやオバちゃんを頼りにみんなで頑張ってきたんだよ。。。」と、トランプの昔話が花開き、点滴と輸血が注入される程に体力アップして、止まる事を知らないトランプお笑い劇場に子ども達のツッコミ劇場との共演で、いつもながら宴は深夜にまで及ぶことに。。。
アメリカのトランプ(大統領)が、米国第一主義なように、隣家のトランプは家族第一主義。。。親や妻子ども、孫、そして私達親戚にとことん付き合い、世話をして、そこに幸せを見出すタイプ。Jackが、諸外国?と交流、協調平和主義を取り入れてきたので、そこはバランスが取れたのかも?!しれません。
2025年、世界的にも大変革の流れが起きそうですが、しっかりと地に足を着けて、守るべき伝統は守り、自分軸を持ち、でも周囲とのバランスもとりながら、家族も周囲もみんなで笑顔、幸せになれる道を探しながら、、、今年も歩き出しましょう!(Kathy)