皆様お久しぶりです。デザイナーのイシカワです。

去る11月9日、私の所属します高座モラロジー事務所「釣りサークル」で初釣行を行いました。
高座モラロジー事務所「釣りサークル」は近年釣りにご執心の事務所代表と釣り仲間の肝入りで誕生しました。性別立場年代の垣根を取り払ってお日様のもとで共に楽しい時間を過ごす目的で誕生しました。釣る興奮と食べる楽しみを両立できるハイブリットハッピーライフスタイルの実現です。それでは当日の初釣行の体験レポのはじまりです!

当日は午前4時起床。目を擦りつつ外へ出てみると生憎の雨……。わずかに肌寒さを感じながらテンション下がり気味でカッパを羽織ると指定された港へと車で向かいます。港近くの船店前には釣り客で賑やかにゴッタ返しています。たかが雨なんて何のそのといった気迫とハイテンションが感じられ、だんだん楽しみになってきました。

ところで私は釣りの歴史はそこそこあるものの実は(キチンとした本格的な)仕立船は今回が初めて!なのです。船屋の周りの人々をチラチラと観察しつつ、乗船の支払いや準備を緊張しながら済ませます。

今回の釣り会にはご家族での参加もあり、小学校低学年ぐらいの子供さんたちも一緒に乗船しました。お父さんとお子さんの会話が漏れ聞こえ子供さんのワクワク感が伝わり和みます。子供にとって、特に男の子とかの場合はアドベンチャーチックな体験は一生モノのディープな思い出とかになることが多いんですよね。

さて、出航して数十分で最初の釣りポイントに到着。船長の指示のもと皆一斉に仕掛けを海に投入します。仕立船では客は船長の指示通りに釣りをするのがルール。これはいつも友人と自由な釣りをしている私にはかなり新鮮で指示通りキチキチ動く他の客をつい眺めて自分の竿の上げ下げに戸惑う始末……。集中集中!

最初は生き餌の小魚(小アジ)を数匹釣りバケツに入れて大物を狙います。ポイポイと数匹の小アジをゲット。最初のターゲットは青物のイナダ。イナダとは出世魚であるブリの小さいサイズのものなのは周知のこと。私は魚が好物で魚の名前を言われるだけでその魚の料理が即座に目に浮かびます。「イナダといえば漬けかな〜」なんて釣る前から想像しながら舌なめずり。「今夜は刺身で熱燗をキュッと一献てか」。最初のローテンションはどこへやら……。

そんな調子に乗った私に長時間にわたる試練が待ち構えていたのです。

(後半へ続く)