Q:小学2年生の長男と10ヶ月の次男の母です。長男は、学校には元気に通っていますが、最近帰宅するととても甘えん坊になり、今迄一人でできていた事を急にできないと言ったり、「ママも一緒にやって〜!」と言ってきたりするのですが、ただでさえ次男に手がかかる中、イライラしてしまいます。内向きタイプで、読書や家遊びは好きなのですが、お友達との交流が少ないのも心配で、「本ばかり読んでいないで、少しはお友達と遊んだら???」と、ついつい口にしてしまう日々。。。もっと自立して、お友達とも沢山遊んでほしいのですが、、、このままずっと内向きでいるのかと思うと不安になります。(Mさん)
A:待望のお二人目が授かり、嬉しく幸せながらも、久しぶりの赤ちゃん育児に日々奮闘されていることと想像いたします。
そんな中、すっかり成長してくれたと思って喜んでいた頼りのお兄ちゃんが、赤ちゃん返りをしているようですね。兄弟の歳が大分離れていますので、お兄ちゃんは今までの7年程ママを独り占めしてきた経緯がありますから、弟は可愛いものの、やはり、ママが自分を構ってくれる時間が少なくなると寂しく不安になるのでしょうね。それは、よくある普通の事なので、おチビちゃんが寝ている間や時間がある時は、お兄ちゃんをタップリ構ってあげて下さい。
この先永遠にママと一緒でないといられない〜なんて事はありませんから、ママが気にかけてくれて思いを受け止めてくれた安心感が増えれば、自立していきます。そして、お友達と遊ぶより家で本ばかり読んでいるのが、気になるのですね。親は、私もそうですが、よかれと思ってつい自分の好みや価値感を子どもに押しつけてしまう傾向があります。
お兄ちゃんはそもそも内向きタイプで、それが愉しいから満喫していると思うのです。逆に、お友達は多いけれど、ヤンチャで落ち着きがなく、本を読むなどとは無縁の子どもには、「もっと静かに家で本でも読んでくれたらなぁ〜!!!」と望むもの。。。(笑)
子どもの頃に本を読んで得られるものは貴重な宝物になりますから、自ら取り組んでくれるなんてご立派!今後が楽しみですね。他のみんなと同じにする安心満足ではなく、子どもの個性を受け入れ、楽しみながら育てる方が、その子の安心満足と自信に繋がります。そんなお兄ちゃんには、これからまだまだ沢山のお友達との出会いが待っているはずです。