9月のマザーグースでは、れいろう誌 9月号の内容より、「品格のある国へ 〜私たち1人ひとりができること〜」について、皆様と学び、考える有意義な時間でした。

イギリスのコンサルティング会社「ヘンリー&パートナーズ」の調査結果によると、日本のパスポートが世界で最も信頼されているということです。ビザなしで渡航できる国や地域の数が多い国のランキング発表で、日本は4年連続の1位!日本国民がパスポートのみで渡航できるのは、192カ所に上るそうです。

このような日本の信頼は一朝一夕には得られず、現在の日本で私たちが安定的に享受できる行政サービスや制度、便利で治安の良い生活は、決して当たり前にあるわけではなく、先人・先輩の多大な苦労と貢献により整備されてきたものです。

それらの尊い恩恵を享受するのみに終わらず、その恩恵をさらに発展させるには、私たちは国に対してどのような貢献ができるでしょうか・・・?という事について話し合い、以下のような感想を頂きましたのでご紹介いたします。

☆今回は、日本という国、そこで暮らしている自分について、普段意識していない視点から考える事ができてよかったです。若い頃は海外への憧れが強かったように思いますが、今考えると、日本人である私はやはり日本が一番良いと感じます。

れいろうの文章にあるように、「先人が残してくれた素晴らしい遺産を次世代に受け渡す事」を意識して、子どもと一緒に日本の神話を読んでみたり、自分が社会の為に出来る事を行っていきたいと思いました。(「家庭は簡素に社会は豊富に」を願いたいと思います)

また、ひとみさんが仰っていた「人を育てる母親の役割の大きさ、自分の子供だけでなく、周りや地域の子供たちも一緒に育てていけるように」という言葉も意識して
過ごしていきたいと思います。(Mさん)

☆国への感謝や母親の役割などの学びから、祖母や両親の後ろ姿を思い出しました。

祖母と母が毎日神仏に手を合わせて祖先、日本の国、御皇室、世の中に感謝し、発展とそれを見守っていただくことを祈っていた姿、両親が地域のさまざまな所に出かけてお手伝いしていた姿…また、国歌やご皇室については子供の頃に参加していた子供会や学校の道徳の授業で教えていただいていた記憶があります。家庭での親の後ろ姿と大切なことを学ぶ子供会や学校に行かせてもらっていたことに今改めて感謝しています。今度は自分の番なのだなと思いました。

自分が小さい頃と環境は違いますが、同じやり方でなくても、今の自分のできるやり方で子供達に伝えていかないといけないのかなと思います。また次回楽しみにしております。(Hさん)

☆生されているという畏敬の念を忘れず感謝していきたいです。相田みつおさんの「しあわせは、いつも自分のこころがきめる」という言葉を思い出しました。(Mさん)

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皆様、ポイントをしっかり抑えて下さり、様々な気づきがあって、さすが!です。私も皆様の感想から学ばせていただき、感謝です。日々の生活に追われ、、、なかなか思い起こさないテーマでしたね。日本の国のおかげ、先人・先輩・先代のおかげで、今日があり、何とか安心して暮らしていける事……その有り難さに改めて気づき、今後意識していかれますと、感謝することが増えていきますね。その恩恵に感謝する気持ちを子どもたちにも伝えながら、何か少しでも社会や日本の為に貢献できることを、まずは家庭や地域から始めて参りましょう!(Hitomi)