午前十時学園に到着すると、先に来ていた皆様が元気!良かった、喜びを満面の笑顔で迎えてくれました。十時五十分開催、国家斉唱の後廣池理事長の挨拶。廣池理事長の講話は、現在の世界情勢、ロシアとウクライナ、そしてイランとイスラエル、中国、北朝鮮と日本を取り巻く情勢と課題について、各自が自覚し認識する事の大切さと、私達の進むべき道を示してくれました。
又、今年は日本の歴史に触れ、日本には神代の時代、弥生の時代から天皇の御聖徳によって治められ発展して来た、世界唯一の国である事と共に、国家伝統の恩恵を知り報恩の大切さを、自覚する事が出来ました。
近くは、幕末から明治維新で乱れ、又、外国から開港を迫られた国難の時、御聖徳を持って治め、五箇条の御誓文を示し道徳日本が礎えをもって、国を導いた明治天皇。又昭和天皇は、敗戦で国が滅亡する危機の折、米国のマッカーサー元帥に「私の身はどうなっても良い、皇の財産も貴方に委ねますから国民を救って欲しい」と云われ、元帥に神と云わしめて日本を救ってくれた。
戦後疲弊した、日本全国を裸身一つで巡業され、国民を勇気づけ国を興して発展させる原動力となって来た。国家伝統に導かれ護られて居る国で事を知り感動した。この国家伝統に安心して頂ける様生きなければと理事長の講話を聴き、青年の時、二代目千英所長の言動に導かれた事を想起しました。安心、平和、幸福を実現する様歩む事を自覚した、伝統の日でした。(YW223号より/中南地区・田邊昭)