暖冬のおかげで、桜並木の蕾達がフライング開花をしそうなこの頃ですね。

子育てママのサークルでは、子供達の入園、入学準備にラストスパートのよう……嬉しい事だから気合いが入ると思いきや、袋ものや手提げバッグなどお子達の所持品の製作課題に頭を抱えているママも少なからず、、、お裁縫が得意なママは、楽しみながら傑作の数々を創り出す事ができて何とも羨ましい限りですが、そういう事がめっぽう苦手なママの救済措置?の一案として、無地の既製品のバッグを購入し、ポケットやアップリケを加えるところだけ手作りという作戦も!

ミシンのボビン下糸をセットしたりするところからの悪戦苦闘から始まるより、バッグ本体は人様のお力をお借りしてみてはいかがでしょう?部分的ではありながらも心を込めてチクチク手縫いする……ママによるポケットやワンポイントの加工作業、名前の刺繍があれば、それはもうただ一つだけのバッグに大変身です。ママのストレスも軽減し、親子共にハッピーエンド!となるのでは……「あ〜、これで入園、入学準備も何とかクリアして、あとは子供が元気に通園、通学してくれて、やっと子供から離れる時間と余裕ができるぅ〜!!!」とホッとしているママ達、本当に本当にお疲れ様でした!

これまでは何かにつけ、「ママ、ママ、ママぁ〜!」と言って纏わりついてくる日常からようやく解放される訳ですが、この子供の“纏わりつき”に、しっかりつき合ってあげる事が、実は何より(お裁縫より?)大事な子育ての原点!という聞き捨てならないお話が、医学博士・田下昌明先生の著書『子育ての出発点〜胎児からの人格づくり』の中に書かれています。

いわゆる『三つ子の魂百まで』という基本には母子一体感が必要で、3歳までにタップリ抱っこして密着して反応して母子の信頼関係を築くことができていないと、それ以降の発達段階で何かと支障が出やすいという事。

保育園に預けている場合は、帰宅後に沢山の抱っこや触れ合い、パパとママが子供をとても愛しているという言葉と態度を表して挽回します。1日中一緒に居ても、この触れ合いが乏しいと意味がないそうで、、、しかし、「もう3歳過ぎてしまって手遅れかも?!」と一気に不安に陥ることなかれです。小学生までは、子供が求めてきたら、できるだけ抱っこ、膝乗せ、スキンシップをするよう心がけてあげて下さい。私は、毎朝、幼稚園、学校へ行く子供達に握手(今でいうハイタッチ!)をして、姿が見えなくなるまで手を振り門送しました。そのせいか?乳幼児期の不足分を何とか取り返せた感が……(笑)

人生のほんの僅かな子育て期の愛情補給を大切に、嬉しい入園入学と桜の季節を迎えられますように…!(Hitomi)