Q : 夏休みのある日、子供達を庭でプール遊びをさせていましたら、後日、隣家の奥様からクレームがありました。普通なら平身低頭にお詫びをするところですが、日中の時間帯でそれほど騒がしくした覚えもなかったのと、以前からお会いした時に少し冷遇されていた事もあり、「何でそれほど非難されなくてはいけないの?」という気持ちが強くなってしまい、、、素直に謝れずに嫌な思いばかりが残りました。しかし、お隣のお宅で今後もずっと嫌な思いをしながら過ごしていかなくてはならないと考えると、更に気持ちが憂鬱になります。どうしていったらよいのでしょう?(Cさん)

A : コロナ禍の夏休み、子供達を思い切り遊ばせる機会が少ない中、また一段と暑い日々の連続でしたので、お庭でのプール遊びはお子達にとっても楽しくストレス発散できる貴重なひと時でしたよね。お互いにお庭付き一軒家のお宅で距離もそれほど至近ではないということですし、夜間や早朝の時間帯ではないので、普通の感覚ですと多少騒がしくても子供達が元気で遊んでいる光景を微笑ましく思えることでしょう。

60代後半のご夫婦お二人暮らしの奥様のようですが、お子様やお孫さんもたまに遊びに来られているとのことで、もう少し寛大に受け止めて頂きたかったですよね。。。

ただ、普通の感覚と言っても、人それぞれの感覚があります。音に過敏で神経質な方、子どもが騒がしくするのが嫌いな方、子どもが泣いたり騒いだりするのは元気でいい!と思える方、、、などなど、その方の生活環境やスタイル、育った環境や考え方によって、許せる範囲も価値観も様々なのです。ある程度共感できる人同士ですと、それほど問題にならないものですが、違いがあり過ぎるとお互いに譲れないことにもなりますね。

Cさんが嫌なお気持ちになったのはよく解りますが、その奥様もきっと嫌なお気持ちや我慢できないお気持ちがあったのでしょう。

今回の件は、通りすがりの他人様ではなく、Cさんが仰るように今後も長く関わる隣家の方ですから、とても神経質な方なのだ、、、と心得て、これからは少し配慮をされてみてはいかがでしょう?奥様のお陰で、自分の感覚が常に他人様と同じではない事を学べたとしたら、今後の様々な人間関係の為にも逆にラッキーな事件?でもありましたよね。今度お顔を合わせた時には、「いつも何かと騒々しくてご迷惑をおかけいたします。気をつけますのでどうかよろしくお願いいたします。」と爽やかにお詫びの気持ちを伝えられたらよいですね。Cさんならきっと良い関係に修復できるでしょう!