今年も、春本番を迎え、新年度がスタートいたしました。

戸外へ歩き出せば、どこもかしこも木々や草花が芽吹き、親子の新たなステージを応援してくれているかのようですね!小田原のリラマナ会では、4月の会を、全面の窓に富士山のお姿が見える何とも清々しい会場にて気持ち新たに開催して頂きました。

れいろう4月号に掲載された元サッカー日本代表・北澤豪さんの「誰もが参加できる”ごちゃまぜ“な社会をめざして」というインタビューを輪読して、皆様と思いをシェアしました。

リラマナのお子様達の中にも、最近はサッカー少年が増えてきて、ママ達にとっても大変興味深い話題でした。北澤さんは、現在、日本障がい者サッカー連盟(JIFF)の会長として、スポーツを通した共生社会の実現に向けて広く活動中。連盟の設立初年度(2016年)から、障害者と健常者がみんな“一緒に”“ごちゃまぜ”になってサッカーを楽しむイベント「インクルーシブフットボールフェスタ」を毎年開催しています。

“一緒に”“ごちゃまぜ”のサッカーをすると、例えば、目の見えない人には普段より大きな声を多めにかけたり、相手の不自由さを体感したり、、、その他の場面でも、「この道は目の見えない人には歩きずらそう」などの気づきがあり、、、相手の状況を自分事にすることで寄り添う気持ちが生まれてくるそうです。

では、なぜこのような活動を始めたか?という問いに、「中学生の時に所属したサッカークラブでは、外国人選手が、目の見えない子や耳の聞こえない子をグラウンドに呼んで当たり前のように一緒にサッカーをしたり、海外遠征した国では、障害の有無に関係なく、トレーニング施設やプールなどを一緒に使用し、車椅子の人がいたら周囲のみんなで手伝うことが当たり前の環境なのに、日本のスポーツ施設は共有どころか入り口から分けられている。なぜ、一緒ではダメなんだろう?と思ったことから」と答えています。そして、「人間は年を重ねれば耳も聞こえにくくなり、自由に歩き回ることも困難になるのだから、決して人事ではない」とも。。。

今の日本の子どもには“ごちゃまぜ”の機会が断然不足していると私も危惧していたところ、、、素晴らしい着眼点!と感心しきりでしたが、改めて気づかされるのは、人は様々な境遇や年代や個性の人と共生する中で、お互いに支え合い尊重し合い、ケアの心を育てながら人間力をアップしていくものなのだということ。スポーツ界だけではなく、私達の身近な家族、ご近所さん、職場などの人間関係にも、この“一緒に”“ごちゃまぜ”の機会を増やし、楽しい共生とそこから生まれる温かいケアの心を育んでいきたいものですね!(Hitomi)