Q:私の母と弟夫婦との関係のことなのですが、、、弟夫婦には、小学生と幼稚園児の2人の子どもがおり、明るく愉しいのびのびとした子育てに励んでいます。今迄は、近くに住う母と時々交流していたのですが、教育熱心?な母から、会う度に日常の子どもの言動や弟夫婦(特に義妹)のしつけや育て方について、何やかやと意見やコメントが発信され、義妹はウンザリしてしまったようです。義妹から私に「お母さんとはしばらく距離を置かせてほしい」と打ち明けられ、、、最近は疎遠になっている様子。母からも、その事への不満を聞かされ、どうしたものか…?と思うこの頃です。(Mさんより)

A:Mさん、間に入ってしまい大変ですね。。。お疲れ様です。

お母様は、決して悪気はなく、我が子や孫の幸せを願い、良かれと思われてのご発言やコメントと思います。先輩の親として放っておけない思いがおありなのも、子や孫を持つ身の私としても解る気がいたします。

ただ、その伝え方やタイミングなどに問題があったのかもしれませんね。一方、義妹さんは、ご夫婦なり、ご自分なりの育て方があり、時代や生活習慣の違いなどから、それを否定されたり、修正するように提言されても、急には理解できず、受け入れ難いものがあったのでしょう。

よくある親子の亀裂パターンなのですが、、、軌道修正する為には、言動や感情だけで判断するのではなく、お互いに相手の思いやその背景にも心を寄せていくという事がポイントになるのではないでしょうか…いくら、自分流の子育てを猛進しても、家族の一員であるおじいちゃん、おばあちゃんと親との関係がギクシャクしていたり、相手の思いに心を寄せられない関係が続いていたら、それは子どもにとっても潜在的に寂しいもので、決して本当に安らぎのある家族の幸せ感には繋がらないはずです。

生活習慣や文化の違いをお互いに理解し、譲歩しながら、相手を思いやれる温かい心で築いていく関係性こそが、情緒安定型の子育て&教育とも思います。そういう意味では、そのような亀裂をきっかけに完全に親子の面会謝絶を強行してしまう残念な方も多い中、義妹さんが、Mさんへの連絡を途絶えずにして下さる事は幸いで、Mさんが架け橋のお役目ですね〜!

お母様には、「弟夫婦のやり方を尊重して認めてあげた上で、忘れた頃にご意見、コメント出したら良いと思うけど。。。家族仲良〜く♫♫が一番よ!」と伝え、義妹さんには「母がいつもうるさく口出ししてごめんなさいね。。。子どもを思う気持ちが有り余っての上にあのような性格なので、、、気にせずスルーしてね〜!」と伝えながら、ご両者の受け皿&緩衝材になってあげて下さいね。

お母様と弟さんご家族にいつかきっと愉しい交流が復活しますよう祈りつつ、家族仲良〜く♫♫親戚仲良〜く♫♫」と念じつつ、、、。