全国的に梅雨が長引き、夏の太陽が雲隠れした冷夏とも思える日々……。
さすがに明るい太陽がひどく恋しいこの頃ですが、空梅雨で早い酷暑に見舞われれば、「耐えられない〜!」「暑すぎるぅ〜」と弱音を吐いてみたりするくせに、私達って何ともワガママですよね。
さて、そんな梅雨空の下、先週の三連休は、息子家族と共に信州松本の夫の実家を久しぶりに訪れました。亡き両親の墓参や親戚巡りを済ませた後、付き合ってくれた息子夫婦へ……というより孫へのご褒美に、塩尻にある「チロルの森」とやらへ行ってきました。
ナビに従い到着したパーキング周辺は、「これって、本当に楽しそうなところ?」と、思うような閑散とした雰囲気でしたが、園内に入場すると、広大な敷地には、森林、牧場、乗馬コース、植物園、ボート池、アスレチック、アーチェリー、ゴーカートや自転車広場、木工教室、クラフト体験教室、ソーセージ工房、石窯ピザ・パン工房、地ビール工房……と、子供も大人も楽しめるエリアが満載でした。一歳半の孫娘の満足度を優先し、アヒルの群に見送られながら園内トレインに乗っていざ!牧場へ〜〜〜
到着した高台には牧場が広がり、牛、馬、ヤギ、羊、うさぎ達がいっぱい!直に触れ合える感動もいっぱいで、孫は、「オ〜!」と興奮の雄叫びをあげながら、牛さんの大きな口にレタスを、馬さんに人参スティックを与えるのが止まりません。アルパカさんとの接近撮影も体験。周囲にいた子供達も、牛の乳搾り体験や乗馬体験、動物との触れ合いを満喫していました。ちなみに、見るからに美しいと思ったお馬は、映画「真田十勇士」に出演した俳優ならぬ俳優馬とか……思わず跨ってみたくなりましたが、周囲に引き止められました。(笑)
曇り空ではあったものの、程よい気温と森林浴ができた快適なひと時を、孫はもちろん、私達大人も十分に満喫!入場料は、大人1000円、子供(4才〜小学生)600円とリーズナブルで、園内の待ち時間もなく……フード類は、自家製ソーセージ、バンズのホットドッグや石窯ピザ、濃厚自家製ソフトクリームなど安全安心フードも楽しめます。
夏休みというと、子供連れでディズニーランドやテーマパークへとお金をかけて頑張ってしまうものですが、子供の小さいうちは、山間や沿岸の自然を満喫できるリーズナブルな場所を選ぶのも一案です。遠出をしなくても、おにぎりやサンドウィッチを持参して、近くの海辺、山辺でのひと時も最高ですよ。冷夏なら外遊びが尚チャンス!親子で心に残る思い出が沢山できますように。(Hitomi)