2021年を迎えました。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

昨年からのコロナ禍は、世界的にも終息の見通しがつかないまま、なお一層混迷の道を辿る様子を見せています。時間と共に新たな生活様式に慣らされながら、これが普通で日常になってしまいそうです。

一方で、インターネットの発達が功を奏して、人と人とを繋ぐ役目を存分に発揮してくれているのも事実で、これは本当に有り難く救われる事です。

恒例だった年末年始の故郷への帰省ができない代わりに、LINEやZoomで両親と繋がり、会話、交流ができ、仕事や会議や集会や様々な活動も、これらのツールを駆使して、何とか継続維持されています。

とは言え、以前は、密に接してきた家族や友人知人、職場の人、、、と、ディスタンスを常時保ち、更には、入学式、卒業式、入社式、成人式、結婚式、出産、、、からお葬儀などの人生の主要イベントもままならない状況になるとは想像もしなかった事で、多くの人々は、このように人と直に交われない寂しさや虚しさを感じ、以前から、人や周囲との距離を自ら持とうとしていた傾向の人でさえも、この機に、交流の有難さや意義を感じ始めている事でしょう。だからこそ、人との心の絆を維持する動きに励んでいるのではないでしょうか・・・。

先日、オンライン参加したセミナーで、「心はどこにあるか?」という問いがありました。

心は見えないけれど、やっぱり、ここ(胸、心臓の辺り)?あるいは、ここ(頭の中)???と考えたところ、何とも感動する解りやすい回答が。。。それは、「心は、人間と人間の間にある!」というもの。

確かに、日々、日常的に私達の心を動かすもの(心)は、人間に対しての感情によるものが殆どで、人に嫌な事を言われたりされたりすれば立腹し、褒められれば元気になる。凹んだ時には、人の温かく優しい言葉によって癒され、持ち堪える力が与えられ、嬉しい楽しい喜び事も人と共有すると幸せ倍増となる。

元気に生きる源は、食事と同じ位に、人との心の触れ合いが必須になりそう!そう思うと、人は1人では生きていけず、、、人や家族との心の絆がどれほど掛け替えのないものかを改めて思い出させてくれたのもコロナ禍かもしれません。

今日は、今年初のマザーグースを他の2グループと合同Zoom開催しました。同じ方向を向いて、生き方を問い直し、感謝の心と笑顔を忘れずに、まずは一歩から!と嬉しい確認ができ、お互いの心の絆を深める幸せな時間でした。

心のディスタンスは密にして、今年も一緒に頑張りましょう!(Hitomi)