梅雨も明けないうちから、蕩けるような暑さが続きますね。

そんな酷暑の中、私の地元の夏祭りが3年ぶりに開催されました。小さな町ですが、毎年7月15、16日のお祭りは、市民が総力をあげてのイベント開催ですので、ここ3年間で溜め込んだエネルギーは、気温上昇などは何のソノ!と益々ヒートアップ⤴️⤴︎⤴︎の感がありました。私も、自治会の出店の事前準備に協力させて頂きながら、楽しみに迎えました。

今夏は、どこの地域でも同じような現象が起きていたのではないでしょうか・・・?

我が家は、娘夫婦と、東京から楽しみにしてやってきた息子家族、隣に住う私の弟家族、子どもや孫達、、、と総勢で21人が結集して、いざ!繰り出しました。

私の弟は、若い頃は御神輿を担ぎ、その三人息子は、子どもの頃、毎年お囃子太鼓を叩いていたので、今や小学生になった孫達が受け継いでいく番なのですが、住まいが地元から離れてしまうと残念ながら難しそう。。。今年は地元の子ども達にお任せして、一団でお祭り気分に浸らせて頂きました。

お囃子太鼓の音の響く中、大人も子どもも神社に集います。

神社内の出店は、お好み焼き、焼きそば、たこ焼き、焼きトウモロコシ、、、と誘惑の香りが充満していて、金魚すくい、ヨーヨー、射的、その他鮮やかな色取りのお祭りグッズは子ども達の目を惹き、人出はもうラッシュアワー並の賑わいぶり。大通りに出れば、夏の風物詩の一つ・・・団扇(うちわ)片手に浴衣姿も、いいですね。。。幼い子の浴衣姿が何と可愛いこと!しかし、団扇や扇子より携帯用ミニ扇風機を持っている人が大半でした。時代を感じます。

コロナ禍を乗り越え、ようやく日常と元気が戻ってくる中で、夏祭りが教えてくれたのは、日本人にとっての「祭り」の文化の素晴らしさ!

地域の人々が助け合い、協力しながら、段取りと準備をして、地元の神様に感謝を伝え、この一年の地域の平安無事を祈り、御神輿を担いで練り歩く。それは、日本人が長い歴史を通して守り、継承してきた神様と人との繋がり、地域の人々や家族親族の絆を深く結ぶという意味ある大切な文化であったことを、今更ながら再確認できた次第。。。

この有り難い「祭り」の文化を楽しみ、パワーを充電して、暑さに負けず、それぞれの場所でまた頑張って参りましょう!(Hitomi)